昭和の時代、お料理材料の仕入れと言えば、野菜は八百屋、魚は魚屋、肉は肉屋という風にはっきり色分けされていました。
では、その材料だけで良い料理ができるのでしょうか?
答えはNOです。
その間を繋ぐ材料を用意する「何でも屋」が珍味屋(たつみ屋株式会社)だったのです。
例えば魚屋から新鮮なイカが入荷する連絡を受けました。
「イカのうに和え」を作りたい料理人が考えたとき「うに」が必要です。塩漬けされた塩うにを当社が用意します。
これで料理人は自慢の「イカのうに和え」ができます。
企業化された珍味屋は、業務用食材卸として名を変えて数々存続営業しています。
そしてできあがった完成度の高い「イカのうに和え」そのものを販売しています。
気が付けば半世紀、調理場の裏事情は数々見てきました。
これまで扱った商品は1万点を超えていると思います。
その内のセレクトした商品をこのホームページにて今後は販売していきたいと考えています。